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2008
2008年3月29日(土) ワッハホール
「喜寿記念桂春團治落語会~東西華の宴~」
桂一之輔「手水回し」
柳家喬太郎「疑宝珠」
笑福亭福笑「葬儀屋さん」
―― 中入り ――
笑福亭鶴瓶「オールウェイズお母ちゃんの笑顔」
桂春團治「お玉牛」
この会の数日前に誕生日を迎え、実は喜寿ではないことが判明した春團治師の会(笑)。
開口一番はオープン前の繁昌亭での関係者相手の会で舞台に立ち、繁昌亭第1号の落語家となったという一之輔さん。
オーソドックスな『手水廻し』でしたが、大好きな噺なのでいきなりテンションが上がりました(笑)。
お次は喬太郎師。
福笑師に長くやれと言われたそうで、喫煙者の愚痴とウルトラマンと帰ってきたウルトラマンの違いをアクション付きで力説(笑)。
解ってもらえるのかと不安がっていましたが、同世代の私は最前列でウケまくってました(笑)。
噺に入って、熊さんが旦那に若旦那の悩みを聴いてくれと言われる件で「おっ、『崇徳院』?」と思ったのですが、熊さんに恋の悩みじゃないと答える若旦那。
ここで喬太郎師の「じゃあ、『崇徳院』じゃねーなー」に手を叩いて大笑いしながら「どこかで聴いたなー」と思い出したのが、『BRUTUS』の落語特集の号の付録CD。
CDで聴いた時も面白かったですが、これは目で見て倍楽しめる噺です。
舐める話をする表情は最高!(笑)
いや、面白い噺で喬太郎師に合っていると思います。
中トリは上方の爆笑王の福笑師。
喜寿祝いの会だというのに葬儀の噺って(笑)。
財産狙いの中年兄弟のボケまくりとそれにいちいち丁寧に突っ込む葬儀屋さん。
福笑師の新作は笑わせまくるけど、その中に鋭い日本社会に対する風刺がきちんとあるんですよ。
だから、終わって笑い疲れてヘロヘロになりながら、「そうだよなー」と考えてしまいます。
中入り後の鶴瓶師は、いきなり喬太郎師と兄弟子の福笑師のお2人を「東西のキ○ガイ」と(笑)。
春團治師は楽屋で鶴瓶師とずっと聴いていたそうですが、『葬儀屋さん』が始まった途端、席を立ってどこかへ行かれたとか(笑)。
そういう鶴瓶師ですか、裸に前○り姿で春團治夫妻と撮った写真を春團治師に送ったが送り返されたそうです(笑)。
鶴瓶師が松鶴師に弟子入りに行った時に福笑師が鶴瓶師からお金を騙し取ろうとした等の枕の後、『お母ちゃんの笑顔』を。
またまた進化していてビックリしました。
トリは主役の三代目春團治師。
いつもはちょっと挨拶してすぐ噺に入るのですが、今回は長目の挨拶があり嬉しかったです。
春團治師の『お玉牛』は好きなんですよ。
噺自体は品が無いですが(笑)、春團治師がやるとちょうどいい感じになるというか。
扇子で牛の尻尾を表現するのですが、何度見ても絶品だと思います。
芸術といっても過言ではないほど美しく羽織を脱ぐ姿を最前列で見ることができたし、大満足の会でした。
「喜寿記念桂春團治落語会~東西華の宴~」
桂一之輔「手水回し」
柳家喬太郎「疑宝珠」
笑福亭福笑「葬儀屋さん」
―― 中入り ――
笑福亭鶴瓶「オールウェイズお母ちゃんの笑顔」
桂春團治「お玉牛」
この会の数日前に誕生日を迎え、実は喜寿ではないことが判明した春團治師の会(笑)。
開口一番はオープン前の繁昌亭での関係者相手の会で舞台に立ち、繁昌亭第1号の落語家となったという一之輔さん。
オーソドックスな『手水廻し』でしたが、大好きな噺なのでいきなりテンションが上がりました(笑)。
お次は喬太郎師。
福笑師に長くやれと言われたそうで、喫煙者の愚痴とウルトラマンと帰ってきたウルトラマンの違いをアクション付きで力説(笑)。
解ってもらえるのかと不安がっていましたが、同世代の私は最前列でウケまくってました(笑)。
噺に入って、熊さんが旦那に若旦那の悩みを聴いてくれと言われる件で「おっ、『崇徳院』?」と思ったのですが、熊さんに恋の悩みじゃないと答える若旦那。
ここで喬太郎師の「じゃあ、『崇徳院』じゃねーなー」に手を叩いて大笑いしながら「どこかで聴いたなー」と思い出したのが、『BRUTUS』の落語特集の号の付録CD。
CDで聴いた時も面白かったですが、これは目で見て倍楽しめる噺です。
舐める話をする表情は最高!(笑)
いや、面白い噺で喬太郎師に合っていると思います。
中トリは上方の爆笑王の福笑師。
喜寿祝いの会だというのに葬儀の噺って(笑)。
財産狙いの中年兄弟のボケまくりとそれにいちいち丁寧に突っ込む葬儀屋さん。
福笑師の新作は笑わせまくるけど、その中に鋭い日本社会に対する風刺がきちんとあるんですよ。
だから、終わって笑い疲れてヘロヘロになりながら、「そうだよなー」と考えてしまいます。
中入り後の鶴瓶師は、いきなり喬太郎師と兄弟子の福笑師のお2人を「東西のキ○ガイ」と(笑)。
春團治師は楽屋で鶴瓶師とずっと聴いていたそうですが、『葬儀屋さん』が始まった途端、席を立ってどこかへ行かれたとか(笑)。
そういう鶴瓶師ですか、裸に前○り姿で春團治夫妻と撮った写真を春團治師に送ったが送り返されたそうです(笑)。
鶴瓶師が松鶴師に弟子入りに行った時に福笑師が鶴瓶師からお金を騙し取ろうとした等の枕の後、『お母ちゃんの笑顔』を。
またまた進化していてビックリしました。
トリは主役の三代目春團治師。
いつもはちょっと挨拶してすぐ噺に入るのですが、今回は長目の挨拶があり嬉しかったです。
春團治師の『お玉牛』は好きなんですよ。
噺自体は品が無いですが(笑)、春團治師がやるとちょうどいい感じになるというか。
扇子で牛の尻尾を表現するのですが、何度見ても絶品だと思います。
芸術といっても過言ではないほど美しく羽織を脱ぐ姿を最前列で見ることができたし、大満足の会でした。
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