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2017
行ってきました、大濠公園能楽堂の「古今狂言会」に。
入場の時に昨年と同じく協賛の福岡パッケージ株式会社から紙袋が渡されました。
中にはマシュマロチョコの入った箱が。
昨年の能楽堂の形をした物(マシュマロチョコは同じ)でなく、自分で箱の中に入った型紙を組み立てる形になっていました(笑)。
午後2時ちょうどに南原さんと万蔵さんが登場し、まずは東日本大震災と熊本地震に哀悼の意を。
その後、挨拶として約18分間の漫才のような(笑)トークがありました。
2人共マイクで話していたのですが、南原さんのマイクが音がこもっていて大変聞き辛くて残念でした(涙)。
最初に恒例の観客へのアンケートがあったのですが、殆どの方が狂言を観たことがあるというのにビックリ。
生南原さんは初めてと手を上げた方が半数あり、南原さんは「昨年ここで(現代狂言Ⅹ)やったのに」と笑ってました。
その後、狂言の説明があるのですが、その中で狂言言葉クイズが。
南原さんの出題は簡単な「みどもは」でしたが、万蔵さんの出題は「なかなか」という難問で会場をシーンとさせていました(笑)。
この「なかなか」は南原さんのツボにハマったみたいで、SNSとかで使ってくださいと言ってました(笑)
その後の単語ではなく台詞を現代語に訳すクイズでも、出題者の万蔵さんが「附子」の「この辺りの者でござる」から留守を命じる所までの台詞を一気に言ってしまい、「こんなに長いのを言うと思わなかった」と南原さんを驚かせていました(笑)。
あと、万蔵さんが懐から著書を出して宣伝をした時に、南原さんがロビーで販売している万蔵さんのサイン入りの著書を買って読んでブックオフに売れば狂言の知識と小遣いが手に入ると言っていて、思わず笑ってしまいました。
最後に、2年前の「Ⅸ」の大濠公園能楽堂で演じた「棒縛」より上達してる筈と、万蔵さんが南原さんにプレッシャーをかけて(笑)2人は退場。
その後に「附子」と「現代狂言Ⅳ」でやった「チョコレート」の後に20分の休憩。
「チョコレート」は約7年ぶり?に観ましたが、覚えてる所と忘れてる所があって違う意味でも楽しめました(笑)。
休憩の後に「棒縛」があり、終わった後に橋掛りから全員が登場して順に挨拶して午後4時4分終演でした。
最後の挨拶で南原さんが今日の観客は「古今狂言会」の育ての親だからこれからも育て続けてくださいと言っていました。
万蔵さんも来年の大濠公園能楽堂での「古今狂言会」があるようなことを言っていたので、もしかしたらこれから当分は「現代狂言」ではなく「古今狂言会」が公演されるのかもしれません。
大濠能楽堂だけなのか他の会場でもあるのかは分かりませんが、個人的には「古今狂言会」の方が南原さん達の負担とか少ないのかもなーと思ったり。
それから、南原さんの「棒縛」ですが、素人の感想ですが前回より上手かったと思います。
やはり昨年の「千切木」を演じたのは大きかったんだなー(笑)。
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